今日1月20日(金)は、いつもの講義が無く、イレギュラーな1日です。
社会への参加活動と銘打って、阿倍野に有る大阪市防災センターへの見学会です。
しかも、午後の13時30分JR天王寺中央改札口集合!!!
山坂様の案内の下北風の吹く電車道をぞろぞろと・・・防災センターへ
表通りを折れて、少し坂を下ると一面がマンション群の光景に変わり、今迄とは打って変わって静かな坂道です。
人通りの少ない中、少しさびれた・・・と言うか、貫禄のある・・・ビルが目に入りました。
それが「大阪市立阿倍野防災センター」でした。
中に入ると外装とは打って変わって、吹き抜けの広い空間が有り、エレベーターで、3階迄移動しました。
3階インフォメーションは、明るい色調で防災センターの様には見えない感じです。
案内の方に誘導され、右手に有る「タスカルシアター」(Tasukaru Theater)から、体験が始まりました。
高さ6mの巨大スクリーンに映し出される地震災害・津波の怖さ・・・28年前の阪神淡路大震災、12年前の東日本大震災
を彷彿させる内容でした。

そのまま順路に従い、次の部屋は、火災発生防止コーナー。
キッチンでの油火災を、消火器を使って消す体験です。中々火元に届かず、四苦八苦の体験でした・・・(-_-;)
因みに、粉末(ABC)蓄圧式消火器YA-20X 消火薬剤の有効な噴射時間は粉末消火器で10秒から15秒程度です。
如何に初期消火が大切な事か!!!貴重な体験でした。
同じ部屋に有る煙中コーナー。口をハンカチ等で押さえ身を低くして、壁伝いに歩く体験。
続いて震災後のがれきの街。ビルの窓からガラスの破片が飛び散る様子。電柱が倒れて電線が火花を吹いている様子。
ガスのメーター付近からガス漏れが発生する事。大阪市内の各区での津波の高さを予測して記した避難ビル。
どれも、過去の経験からくる情報を基に造られています。こんなにも怖い経験をしてきたのかと改めて思いました。
明るいインフォメーションに戻り、「震度7」の体験です。
ゆっくり揺れながら徐々に速度が速くなっていく。 たかが1分程度の揺れですが、怖さが伝わってきます。
今回の体験を通して、改めて地震の怖さを知り、防災の大切さを身にしみて感じました。
もし、大きな災害に見舞われた時。(日頃の備蓄等はもちろんの事ですが)
1.外部への通路を確保しましょう!!!
開き戸・折れ戸等は危険です。廊下等に物を置くのも危険です。
2.ガラスの破片等が床に散乱することも考えられます。普段から厚みのあるスリッパを使いましょう!!!
3.もし通路が確保出来なかった時、浴室やトイレ等、狭い空間ですが、沢山の柱に囲まれた場所に!!!
4.ガスの元栓については、震度にもよりますが、自動にでシャットダウンします。復帰の方法も確認しましょう!!!
5.電気についても、ブレーカーを落としましょう!!! 関西電力では、「関西停電情報」アプリを公開しております。
App Store・Google Playでダウンロード出来、停電解除時期の案内も有る様です。
又、この機会にご自宅の火災保険(損害保険)等についても確認する良い機会です。
地震保険・家財保険等の見直しについても確認されては如何でしょうか!!!
引率頂きました、CD竹下様・増山様寒い中を有難うございました。
集合写真 ハイ!チーズ(・・・ってふるッ(-_-)/~~~ピシー!ピシー!)
インフォメーション横のゲームコーナー!!!年を忘れて楽しみました・・・アハハ!
by C班 ブログ担当